
はじめに
あなたの職場では
「上司が苦手」
「上司に相談しにくい」
と感じることはありませんか?
福祉施設では、職員同士の信頼関係がとても重要です。
しかし、上司と部下の関係が悪化すると
職場の雰囲気が悪くなり
利用者へのサービスにも影響が出てしまいます。
分では気づかないうちに
「上司が苦手」と思われてしまっているかもしれません。
本記事では、福祉現場で部下が上司を苦手と感じる理由と
上司としてどのように行動すれば良い関係を築けるのかを考えていきます。
自分の行動を振り返りながら、改善できる点を見つけてみましょう。
1. こんなとき、部下はあなたを「苦手」と思う
話しかけてもいいのか迷う
「忙しそうだし、話しかけにくい…」
あなたがいつも忙しそうにしていると
部下は相談したいことがあっても声をかけづらくなってしまいます。
「何か困ったことがあれば相談してね」と伝えていても
実際に話しかけるタイミングがつかめないと
部下は次第に距離を置くようになります。
否定ばかりされる気がする
「何を言っても否定されそう…」
部下が意見を言っても、すぐに「それは違う」と否定してしまっていませんか?
たとえ間違っていたとしても
まずは「なるほど」「そういう考え方もあるね」と受け止めることが大切です。
最初から否定されると、「もう相談しなくてもいいか」と思われてしまいます。
何を考えているのか分からない
「上司が何を考えているのか分からない…」
業務の指示が曖昧だったり、そのときどきで言うことが変わると
部下は混乱します。何を期待されているのか分からなければ
不安になり、距離を置きたくなるものです。
仕事の方針や考えをしっかり伝えることが、信頼関係の第一歩です。
2. なぜ「相談しにくい」と思われるのか?
「どうせ聞いてもらえない」と思われている
以前に部下の相談を軽く流してしまったり
「そんなの自分で考えて」と突き放したことはありませんか?
そうした経験があると
部下は「相談しても無駄」と感じ、何も言わなくなってしまいます。
「相談すると余計な仕事が増えそう」と警戒される
「相談したら、逆に仕事を押し付けられそう…」
これは福祉の現場では特にありがちなことです。
「報告・相談したら、責任を持たされてしまうのでは?」という不安があると
部下はなかなか相談できません。
相談したことが負担にならないよう
適切なフォローを心がけることが大切です。
「一度無視された」経験がある
部下が勇気を出して話しかけたのに
忙しさのあまり「ちょっと後で」と言ったまま放置してしまったことはありませんか?
一度そうした経験をすると、部下は次第に話しかけるのをためらうようになります。
3. 今日からできる
「話しやすい上司」になるための工夫
「忙しくても、一旦手を止める」
どんなに忙しくても、部下が話しかけてきたら
一度手を止めて目を合わせるだけで印象は変わります。
「今少し手が離せないけど、○時なら大丈夫だよ」
と具体的に伝えることで、相談しやすい環境が生まれます。
否定する前に、まず受け止める
意見や提案をされたときに、すぐに「ダメ」と言うのではなく
「なるほど、そういう考えもあるね」と一旦受け止めてみましょう。
その後で、改善点を一緒に考えることで
前向きなコミュニケーションが生まれます。
定期的な「1on1ミーティング」を設ける
業務の合間に話しかけるのが難しい場合は
定期的な「1on1ミーティング」を設定するのも有効です。
「話しかけるタイミングが分からない」という状況をなくし
部下が安心して相談できる機会を作りましょう。
Check!
当社はこういった課題の解決に向けて、福祉事業所様に特化したDXソリューションサービス『ケアラボ』を展開しております。
『ケアラボ』ではAIでの議事録作成や電子認証サインなどをはじめ、様々な事業所様のニーズに合わせてご提案が可能です!
ぜひこの機会に『ケアラボ』を導入してみませんか?
また、非営利法人様には特別なサポートやIT導入補助金による2/3コスト削減もご提案可能です。
詳細については、お気軽にお問い合わせください。一緒により良い福祉の未来を創りましょう。
お問い合わせ